第51回交流会を開催

2026年1月10日(土)に中野区桃園区民活動センターで第51回交流会が開催されました。ご本人3名と会員15名の合計18名の参加でした。

全体会

会長挨拶 会長挨拶 昨年は皆さんのご協力ですべての活動しっかりできました。本年も恒例の輪投げでスタート。豪華な賞品をゲットするためにみんな頑張りました。
最初は完全に輪が通らないとダメですが、周回が進むごとに輪がかかっていればOKとか、1歩前からでもよいなどだんだん優しくなっていき、4周目の途中ですべての賞品がなくなりました。

その後休憩をし本人組と家族組に分かれて行いました。

 

本人組

佐久間さん作成の「山手線すごろく」をやりました。山手線だけに何周もする可能性があるゲームです。上位は1周目で上がりましたが、下位は何周もしていましたよ。
2位になった船越さんは、かっこよくサイコロを振っていましたね。3位の早苗さんは、盤の上ではなく広いロビーに向かってサイコロを振っていました。佐藤さんは悪夢の周回にはまってしまい、4周目の途中で時間切れで上がることはできませんでしたが、楽しそうでした。
1位から3位の人には金銀銅のメダルを差し上げ、4位5位の方にはがんばったで賞を差し上げました。

家族組

堂迫さんの司会で始まりました。

男性(妻)介護者Aさん きな変化はなく元気。昨年は尿路感染で3回入院したが、その後は安定。年越しも無事にでき、話しかけへの反応も良かった。入居中の特養でノロウイルスが流行しているが、本人のフロアでは感染は広がっていない。

男性(妻)介護者Bさん 便秘が一番の悩みで、便が硬め。ケアマネージャーからは乳製品などを試すよう提案された。歩行は問題なく、元旦には初詣に行き、劇団四季のミュージカル鑑賞も楽しんでいた。

女性(妹)介護者Cさん 9月に左膝が腫れた件について、看護日誌の「骨折」という記載と医師の「骨の傷に細菌が入った」という説明に食い違いがあり、家族は疑問を抱いている。現在は腫れは引いている。また、経鼻栄養時のケアについて、看護師によって頭の上げ方が異なり、人工呼吸器が喉に擦れることがあるため、より丁寧なケアを望んでいる。

女性(姉)介護者Dさん 歯の詰め物が取れたが、噛み合わせに影響が少ない箇所だったため無事に戻った。座って過ごすことが増え、少し進行しているように見える点もあるが、概ね元気に過ごしている。

<<現状と課題>>

男性(弟)介護者Eさん 50年間ひきこもり状態で社会経験のない弟が、レビー小体型認知症(軽度~中度)と診断され、幻覚・幻聴の症状もある。
本人はまだ元気で理屈をこねるが、決めたルール(暗くなったら帰宅するなど)を守らず、言い合いになることが多い。
やりたいことが長続きせず、興味がすぐに移り変わる。
介護の負担が100%かかっており、精神的に疲れている。「なぜ自分が」と思うことが増えている。
元々生活スタイルが全く異なっていたため、病気によって初めて密に接するようになり、価値観の違いに戸惑っている。

根本的な問題:
これまで弟が自分の意思で行動を決めてこなかったことが問題の根底にある可能性が指摘された。常に指示で動いてきたため、本人が「どうしたいか」を考える機会を作ることが重要ではないかとの意見が出た。

<<介護負担の軽減と自分の時間の作り方に関する議論>>

他の参加者の経験談:
姉を介護: 大切な姉なので「なぜ自分が」と思ったことはなく、介護が大変になった際はプロ(施設)に任せた。今も施設訪問が生きがい。
妹を介護: 進行に伴い精神的に苦しい時期もあったが、友人に話を聞いてもらったり、自分の時間を作ったりして乗り越えた。現在は近くの施設に入所し、ほぼ毎日顔を見に行っている。

自分の時間を作るためのアドバイス:
介護をしていると常に相手のことを考えてしまい、自分の時間を持てている感覚がないという悩みに対し、様々なアドバイスが寄せられた。

外部サービスの積極活用:
介護は家族だけで抱え込まず、ショートステイやデイサービスなどを積極的に利用することが「在宅介護」であると認識を変える必要がある。
時間の創出: デイサービス中に美容院に行くなど、細切れの時間でも意識的に自分のための時間を作り、息抜きをすることが重要。

割り切りと覚悟:
ひきこもりだった頃の弟と、認知症になった現在の弟を区別して考え、人に任せる覚悟を持つことが、介護者の精神的負担を軽減する鍵となる。

具体的なサービス検討: 弟さんの年齢を考慮し、高齢者中心のデイサービスではなく、若年性認知症専門のデイサービス(例:練馬区)などを探すことを推奨。
訪問看護(精神科の自立支援医療)を利用し、外部の人が家に来る予定を入れることで、本人の行動に緊張感を持たせる方法も提案された。
若年性認知症に対応可能なデイサービスや施設を探す。
ケアマネージャー、地域包括支援センター、東京都の専門部署などの専門家に相談する。
介護負担を分散させるため、外部に任せられる部分を具体的に検討する。
後日時間があるときに改めて相談する時間を設けることを提案。