第48回交流会を開催

2025年10月25日(土)に中野区桃園区民活動センターで第48回交流会が開催されました。ご本人1名と会員8名とその他1名の合計10名の参加でした。

全体会

会長挨拶 突然会場が使えなくなり急きょ日程を変更せざるを得ないこともあり参加者が少なかったでした。
今回は新しい方も見えたので自己紹介をしました。

A ちょっと声をかけていただいたのでお邪魔しお話を聞けたらと思っております。今日はよろしくお願いいたします。
B 妹が若年性認知症を発症し今は脳出血を起こしまして施設の方にお世話になっております。
C 姉が57歳で認知症発症して今はとっても穏やかに過ごしています。
D 52歳で診断を受けて58歳までどうにか会社勤めをさせていただきました。診断に疑問があったので別な先生に診断を受けました。その結果大脳皮質基底核変性症という難病と言うことでした。その後家では見られる状態じゃなくなったので病院に入院させましたが結局療養型の病院に移りました。その後66歳で他界しました。
E 隣が私の妻です。現在要介護3でデイサービスに行っております。また健脚です。
F 女房が52歳で発症して15〜6年介護をしました。その間に在宅、小規模多機能、病院、有料老人ホーム、老健、特養、一通り経験してきましたので、そういう経験を踏まえて、そのたびに悩んだり、今施設に入れるべきか、帰るべきかみたいなことをいろいろ悩んできたのでそういう積み重ねがあって今いろいろご相談に応じております。
G 皆さん経験者ばっかりなんですけど、僕は介護関係の夜勤の仕事していました。今は盲人のヘルパーもやっています。
H 今年の1月に妻が腰の腰骨を骨折して救急搬送されました。手術をしました。それで週に1回リハビリに行っています。私と一緒にMRIを撮ったんです。今の段階ではさっき言ったことはわかんないというような状況です。娘の方がいろいろやってくれてるんです。また娘のことはよく聞くんです。同じことを私が言いますと結構荒い言葉で返ってくるんですね。最初の頃はなんだと思っていたんですけど、だんだん慣れてきました。まあそういう娘や孫にはもう本当に感謝の言葉でありがたいです。

ありがとうございました。今日は佐久間さんが欠席と言うことで急遽尾花さんにお願いしました。
まず羽根つきのように羽根を一人でついて何回できるかを競いました。なかなか続けてつけることが出ずみなさん苦戦していました。早苗さんはボーリングでストライクを出した勢いそのままで結構つけていました。
その後蓋を積み上げいくつ積み上げられるかを競いました。ある程度は積み上げられますが段々ずれてきて倒れてしまっていました。
でもみなさん楽しんでいました。

全体

今回は、日程が変更されたのと、当日雨天だったので、参加者が少なく、本人、家族合同での開催となった。

1. 姉妹で介護。コロナ感染を切り抜けたところで、発熱。24H ベッドにいるが、膝に水がたまった。X 線、CT で詳しく見てもらいたいが、訪問医が人工呼吸器をつけている状態ではできないという事で原因不明のまま薬物で対症療法中。
2. こちらも、姉妹で介護。歯が抜けたので歯医者に着けてもらった。誕生日にユニットの人からお祝いしてもらい、本人は目に涙して喜んでいた。 新任ナースへの事前教育が不十分で、空調調節ができず、本人は一晩寒いところで過ごすことになり、風邪をひいてしまった。認知症の症状はあまり進まず、現状維持してくれているのは、本人が頑張っている証拠でうれしい。
3. 妻を介護。某放送局の社内教育用に密着動画の撮影を受けている。発熱があったが、コロナ、インフルでなく回復した。ズボンを自分だけで履けたので、自分で出来る事は自分だけでやってもらう。 介護食の割合が多くなってきた。
4. 妻を介護。障害者手帳と自立支援の更新手続きをした。入居介護施設と病院が同一敷地内にあり、連携しているので、安心感がある。 妻がピアノを教えていたころの生徒から手紙をもらったので、読んであげた。本人は喜んでいたように見えた。
ここで家族報告は一巡し、時間に余裕があったので、フリートーキングとした。
① ケアマネでも自立支援制度を詳しく、知らない人もいるので、各助成支援の制度の仕組みの勉強会を開くべきだ。
② 行政区分で違いがあるのかもしれないが、自立支援は65歳前に手続きした方が良い。
③ 若年性認知症の本人、家族が大きい病院に行くと、「老年科」という待合室に入るのは抵抗感がある。認知症は高齢者の病気で、それ以外は「珍客」とみられる気がして重い。
④ 「難聴」や「嗅覚障害」を治さないと、頭に刺激が行かないで認知症になりやすい。と言う説があるが、認知症は神経の病気だから、記憶の神経に先駆けて「耳や鼻」の神経がやられて「難聴、嗅覚障害」になっているかもしれない。だから、耳鼻咽喉科の先生方が、認知症の知識を深めて、早期発見の役割を果たしてくれるようになると良い。(仮説に基づく話)              (記‣堂迫)

司会 今後の予定は11月8日(土)は日帰り散策で板橋区立熱帯環境植物館の見学を予定しています。