第46回交流会を開催

2025年8月9日(土)に中野区桃園区民活動センターで第45回交流会が開催されました。ご本人3名と会員12名とその他1名と先生1名と学生3名の合計19名の参加でした。

全体会

会長挨拶 暑い日が続いていて大変でしたがやっと少し穏やかになりました。またコロナが流行ってきているようです気をつけてください。。
前半の全体レクは、津軽三味線のライブでした。
じょんがら節から始まりみんなが知っている曲が演奏されました。
さらにご自身が作曲された曲,そして何とこの場の雰囲気を即興演奏までされました。
若手ですがしっかりとした演奏でみんな引き込まれていました。

休憩後本人組と家族組に分かれて行いました。

本人組

夏祭りということで「射的」と「ヨーヨー釣り」を楽しみました。

津軽三味線の奏者の方も射的に加わっていただき、見事に的に当てていました。

大塚さんは、少し怖かったのか鉄砲を撃つことはできませんでした。野口さんは、もう自信満々で見事に当ててお菓子をゲットしていました。早苗さんは控えめにですが、見事に的のど真ん中に当ててかっこよかったです。

ヨーヨー釣りは、紙でできたヨーヨーを磁石の釣り竿で釣るのですが、釣ったヨーヨーの裏には点数が書かれていて、釣ったヨーヨーの数ではなく、裏に書かれた得点を競います。

点数の中にはマイナスもあったりして、みんなその点数に一喜一憂で大いに盛り上がりました。

家族組

巻島さんの司会で始まりました。

今回も新しい参加者を含めて、色んな悩みやアドバイスが交換された。
1.軽いけど、本人であると同時に家族の認知症を介護中なので、両方の気持ちが分かる微妙な立場。 現段階でどんな事に気をつければ良いか知りたくて来た。
Q:レカネマブのような若年 MCI 用の薬の適用できる病院に相談したか? A:持病もあり副作用の点がもう少し見えるまで情報収集中。
2.なんとか、当会に相談しながらやっている。施設側の経営状況が悪く、本人待遇が入居時提示条件より落ちていて、本人の健康や居心地に悪影響がでるのではないか心配だ。
3.少しずつできないことが増えてきている。 Q:.何が一番介護で大変か?
A:予定外トイレの世話。
4.入院中で、気になる症状は続いている。
5.平日は働いているので、デーへの送迎時にヘルパーを頼んでいるが、接遇レベルがまちまちで、ひどい時は「放置」状態。何回もケアマネも中に入ってもらって事務所に申し入れしているが改善に至っていない。会社も休まざるを得ない日もありストレスフルだ。
6.進みが早く、介護認定が介護3から一挙に5になった。神経症状に効く「鍼灸師」を紹介してもらい、「置き針」をしてもらったら、おとなしくなった。鍼のおかげか、進行が進んだせいか、見定め中。歯医者で色々やっているが歯磨きを嫌うのが悩みの種。まばたきでコミュニケーションがとれないか、と勧められている。
A1.まばたきや口をもごもごして意思表示をしていると思っている。 A2.若年者は進行が速い。
A3.高齢者と若年者認知症の違いは、もう一方の配偶者(家族)が働かなくてはならず、平日の日中が手続きに充てられず、週末も病院などに時間をとられて、精神的な「ゆとり」が取れないことだ。ここを汲む必要がある。
A4.コミュニケーションをとるようなロボットがある。
A5.脳内の神経がつながっていないとコミュニケーションはとれないのではないか?アルツハイマー型は嗅覚,聴覚の不全から発覚することがある。
A6.介護現場は、頭数をそろえるのに一杯で、対応スキルの向上まで手が回っていないのだろう。 (記‣堂迫)

司会 今後の予定は8月30日(土)にバーベキューです。9月13日(土)は定期総会です。11月8日(土)は日帰り散策を予定しています