第42回交流会を開催

2025年4月12日(土)に中野区桃園区民活動センターで第42回交流会が開催されました。
ご本人2名と会員14名と相談者3名とケアマネ1名の合計20名の参加でした。

全体会

会長挨拶 やっと春らしくなりました。6月の一泊旅行の下見に行きました。4月にリニューアルされ障害者用の部屋も使いやすくなり食事がとても美味しくなっていました。参加費用についての説明がありました。

今回は恒例の獅子舞で盛り上がりました。
最後に一人ひとりの頭を噛んでもらい風邪ひかなくなるとのことでした。

新しい方が見えたので一通り自己紹介をしました。。

全員での情報交換

今回も本人組と家族組に分けないで一緒にして情報交換を予定していましたが1部分かれて実施しました。

本人組

天気もよかったので1時間程紅葉山公園などに行き散歩してきました。

家族組

白岩さんの司会で始まりました。

女性(妹)介護者Aさん 現在人工呼吸器に設備のある自宅の近所の施設に入所しています。

女性(姉)介護者Bさん 施設に入所しています。落ち着いて座っていられない状態です。食事はよく食べています。体力はあります。音楽は好きです。電子ピアノを弾くと喜んで聞いています。なごり雪を歌うと「いいね」と言いました。ピアニストやヴァイオリニストが来たときも真剣に聞いていました。

男性(妻)介護者Cさん 2013年に認知症と診断されその後楽譜が読めなくなり鍵盤の位置も分からなくなりピアノが弾けなくなりました。その後2人で練習し少しだけ弾けるようになりました。注文をまちがえる料理店で演奏の機会を作っていただき何とか一曲ですが演奏することができるようになりました。2018年12月とてもうまく弾けた翌年の3月くらいに何をしたらいいか分からないと言い出したらピアノに向かわなくなり全く弾かなくなりました。その後歩けなくなり要介護1だったのが5になりました。その後二度の意識障害で緊急搬送され入院しました。その後自宅介護は無理と言うことで2023年8月30日に特別養護老人ホームに入所しました。

男性(妻)介護者Dさんヴァイオリニストでしたが右手が動かなくなり弾けなくなってしまいました。落ち着いて座ったいません。始めアルツハイマー型認知症と言われていましたが大脳皮質基底核変性症と言う難病と分かりました。1月にショートステイ4泊5日をして帰って来たら寂しかったのか涙を流していました。これからの生活パターンをどうすればよいか考えている。映画やコンサートに行ったが出て行ってしまうのでもう無理でした。失語なので怪我や病気になっても言えないのであざを見て骨折だとか下痢をしてやっと腹痛と分かると言う具合です。コロナ禍中は娘は在宅ワーク,妻は部屋でテレビを見ていたが級に怒りっぽくなりました。料理の味も変わってきました。会話が続かなくなった。歯磨きは口を開けてくれないので難しいです。

女性(夫)介護者Eさん 歯磨きの件や移乗の件で困っています。

男性(妻)介護者Fさん 歯磨きは嫌がります。1ヶ月1回歯医者さんで掃除しています。寝る前にしっかり磨いています。下見の旅行に行って来ました。障害者用の部屋が2階にあるがそこに行く途中に吹き抜けがあり怖くて底を通れなくて大変でした。夜中大声を出したりします。テレビの真似をして英語っぽいしゃべり方をしたりしてます。

ケア24の方 やはりずっと歩く方もいました。体重が減ってくるようです。薬が強くなると転びやすいようです。ショートに行き戻ってとき泣いたのは家族に会えてうれしかったのではなかと思います。

アドバイス1 地域で認証の相談を受けています。老化により機能低下がみられます。同じ体験をした者同士の認知症の家族会はとても大事な空間だと思います。

アドバイス2 進行は早かったです。現状に合わせることが大事です。苦渋の決断で施設に預けることを考えた。訪問診療や在宅歯科をお願いしていました。

アドバイス3 ショートステイは1泊2日くらいから始めて徐々に増やしていくといいと思います。

アドバイス4 認知症でも個々により症状が違うと思います。

時間になったので今後の予定を伝えて終了いたしました。