第11回交流会を開催

2022年6月11日(土)に中野区桃園区民活動センターで開催されました。本人3名と家族,事業所の方,専門職の方,その他の方,そしてゲストの篠原ご夫妻で合計24名でした。介護車の送迎はありませんでした。

会長の挨拶、前月の交流会の会計報告をした後、まずは篠原ご夫妻のコンサートが行われました。ヴァイオリンとピアノの演奏だけで無くモーツアルトについてのお話しも混ぜながらでとても素晴らしいコンサートで久しぶりに優雅なひとときが流れました。

全体会

コンサートを終え現実に戻り、洋室に集合しました。久しぶりの方や中々様子が聞けないご家族や地域の施設の方の近況報告を聞きました。
その後恒例の本人組と家族組に分かれ交流を深めました。

本人組

今日のレクは、東京は梅雨入りしたというので、みんなで雨の好きなカッパになって遊びました。
初めにカッパの踊り??「へのカッパ」をみんなで踊りましたよ。最初は恥ずかしがっていましたが、最後はニコニコ踊ってくれました。
少し動いて身体が温まったところで、今度は、カッパの仲間にキュウリを届けるゲーム。本物のキュウリは買えないので、キュウリに見立てた球を10個仲間のカッパのいる池(カゴ)に投げ入れます。
五十嵐さんは上投げで入れていました。早苗さんは見事パーフェクトを達成。泰子さんはカッパのお皿が顔に落ちてビックリポンで投げてました。
スタッフもやったのですが、自分で言うのも変ですが結構難しかったです。私なんぞ9個まで入れたのに最後の1つは見事外してパーフェクトならずでした。
スタッフでは、尾花さんがパーフェクトを達成しました。

家族組

プロの演奏を聞いてウットリした後は、急転直下のだみ声のかけ声で9人(内3名が専門職)で始まりました。
他己紹介の後は家族会員から現況報告と悩みの発言がありました。
「伸縮性のあるジャージパジャマの用意を求められた」と二人からありました。
「入所している本人のストレスからか異食、スイッチプレートを外す等の行動が」。それに対し「半年以上一つの行為が続くのはストレス過多かもしれないので施設側と話してみたら」と専門職からありました。
「食事を食べない日や元気がないなどムラがあるが、全体の食事量は取れている」「在宅で月1回の訪問診療、3ヶ月ごと歯科診療を受けている。会員の専門職から推奨された歯磨き時に開口を保持する小道具が使いやすくて良い」「棒の先にモコモコが附いてる棒で絡んだ痰を取るのもやり易い」と使って良かった介護器具の紹介もあった。
「病院への通院が大変」と「これ迄通っていた医者が交代するのでこれを機に通院先を変えてみることに」と二人の会員から医師を交代させる報告があり,一人は訪問診療に切り替え、もう一人は認知症に詳しい病院に変えるとの報告がありました。
オブザーバーの方から「皆さんの話を聞いて実母のことを想い出しました」の感想がありました。